ただ今、業務都合により急ぎAndroidStudioの検証を進めています。
では、早速アプリをインストールしていきましょう。
インストール
インストールについては記事を省略させて頂こうと思います。
以下公式サイトからアプリをダウンロードして下さい。
日本語化
さて、AndroidStudioは初期状態では英語ですので、日本語化していきたいと思います。
しかしこの日本語化がちと問題。
今回のテーマは日本語化です。
調査を進めていきますと、AndroidStudioを日本語するには二種類のやり方があることが分かりました。
Eclipseの日本語化ツール「Pleades」を使用する方法と、
AndroidStudioのベースとなったIDE「IDEA」の日本語化ツールを流用する方法です。
Pleadesで日本語化
結論を言いますと、Pleadesを使用する方法はやめておいた方が良いと思います。
一応、手順をご紹介します。
まず、Pleadesの公式サイトよりプラグインをダウンロードします。
ダウンロードしたZIPファイルを解凍すると「plugins/jp.sourceforge.mergedoc.pleiades」というフォルダがありますので、これをAndroidStudioの「plugins」の配下に置きます。
そして起動オプションファイルに起動引数をセットします。
ファイルは使用しているOSのビット数に依って違います。
- 32bit:studio.exe.vmoptions
- 64bit:studio64.exe.vmoptions
ここからが問題です。
まず、起動オプションに以下を設定しろという記事が目立ちます。
-javaagent:../plugins/jp.sourceforge.mergedoc.pleiades/pleiades.jar
でも、これだと動かないんですよね。
ダブルクリックで起動するとホームディレクトリがログインユーザのホームパスになるもんで、相対パスでは動かないのが真相だと思います。
AndroidStudioをホームパスにインストールしているとは限りませんからね。ダメダメ。
絶対パスで指定する必要があります。
さて、絶対パスで無事にパスを通したとしても、以下のエラーログが出ます。
EmptyThrowable: Short name not matched for class com.google.gct.idea.appengine.validation.ConstructorInspection: getShortName() = コンストラクター; ep.shortName = Constructor 20:25:59 NullPointerException: null
原因は分かりませんが……。
一応、日本語化そのものは作動しますが、得体の知れないエラーが継続的に出てしまいます。
ちょっとこんな状態で作業をするのはどこに落とし穴があるか分かりませんので、現時点においてはPleadesを使った日本語化は辞めておいた方が良いでしょう。
IntelliJ IDEAの日本語化ツールを流用
では、本命であるIntelliJ IDEAの日本語化ツールを使用しましょう。
GitHub上に有志の方が日本語化ツールを公開して下さっていますので、これを使用させて頂きます。
右下の方にダウンロードボタンがあるのでここからダウンロードして下さい。
これを解答すると「resources_jp.jar」というファイルがあるので、これをコピーし、
「Android Studio/lib」の配下に置きます。
これでOK。
無事に日本語化出来ました。
しかし……、ん~。
日本語化が十分とは言えませんね~……。
元々がIntelliJ IDEAの日本語化ツール。
AndroidStudioはIntelliJ IDEAをカスタマイズしたツールですから、8割方はこのツールで日本語化出来るのですけど、出来ていない部分もあるのです。
完全に日本語化するのは現時点では難しいようです。
中途半端でもいいから少しでも日本語化するか、いっそのこと覚悟を決めて全部英語のまま進めるか、ここは利用者の判断が入るところだと思います。
やっぱりこっちもちょっと不安があるかなぁ……。
だって「元からAndroidStudioを想定していない」んだから、どんなバグがあったって不思議じゃないでしょ?
幸い「resources_jp.jar」を削除すれば一発で元に戻ります。
ここはちょっとハイブリッドな方式にして、
- 最初は日本語化して使う。
- 慣れてどこにどんな機能があるか全て把握したら、英語に戻す。
英語でやれるなら英語でやるのが一番に決まってますからね。
自分が英語を覚えるまでの手助けツールくらいの位置づけが良いかもしれません。
終わりに
日本語化が不完全なところあたり、Eclipseと比べるとまだまだ発展途上の感は否めないAndroidStudioです。
引き続き調査を継続します。
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