現在はMicrosoft Azureについて連載中です。
引き続き調査を継続していきます。
今回はクラウドサーバ上に展開されているソースそのものに着手していきたいと思います。
チェックアウト
先日の記事でGitによるソースチェックアウト方法まで確認出来ました。では、実際にソースをチェックアウトしたいと思います。
まず、コンソールの「デプロイ」の所からGitのURLをゲットします。
このソースを元にGitをクローンします。
前提としてローカルPCに既にGitがインストールされていることになっています。
まだの方はインストールして下さい。
TortoizeGitがオススメです。
途中でパスワード入力が聞かれますが、Gitリポジトリ作成時に入力したパスワードを入力して下さい。
AzureのパスワードとGitのパスワードは別です。
サービスとして全く別物なのでID&パスワードの統合が技術的に出来ないのでしょうが、ちょっぴり不便な気もしますね。
そんなこんなで無事にチェックアウト出来ました。
チェックアウト後の姿はこんな感じ。
今回は最初にCakePHPを選択していますから、そのライブラリ一式が登録されているだけ。
特にAzure独特のファイルは見当たりません。
至って標準的なソースです。
デプロイ
では、ソースを変えてデプロイしてみましょう。CakePHPで一番手っ取り早い確認は「\app\View\Layouts\default.ctp」これを書き換えることですね。
適当に書き換えてみます。
次はこれをコミットします。よいしょ。
コミットしたらプッシュします。
Gitに慣れていない方に向けて補足ですが、コミットとは「ローカルリポジトリに保存」、プッシュとは「リモートリポジトリに保存」を意味します。
SVNの時は「コミット=リモートリポジトリに保存」でしたので、この違いに最初は混乱するかもしれませんね。
さて、無事に何事も無くプッシュ出来ました。
サーバ上のサイトはどうなっていますでしょうか?
左上に改修した痕跡が……って、思いっきり文字化けしてますね!!
どうやら最初は英語状態になっているようです。
日本語を表示するにはエンコードの指定等の対処が必要なようです。
このままでは格好悪いのでエンコードを指定して再表示。
うん。ちゃんと表示されました。
以上、特にコレと言って特筆すること無くデプロイまで完了出来ました。
従来方式のやり方で手動でサーバ上にファイルを設置するより、このGitを利用したやり方の方がずっと簡単だと思います。
実に便利ですね。
終わりに
以上により、デプロイに関しては特にAzure独特の知識が求められるものではありません。この点のみならず、Azureは総じてAzure独特仕様というものが少なく、汎用知識で対処出来ることが多いイメージです。
新規に導入するに際してもハードルは低いと思われ、大変好印象ですね。
引き続き調査を継続していきたいと思います。
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